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JR西日本グループサプライチェーン方針

基本的な考え方

〜健全なサプライチェーンの構築に向けて、取引先の皆様とともに、JR西日本グループ自らも社会的責任を果たす活動に取り組み、持続可能な社会の実現に貢献します。〜

 JR西日本グループは、「企業理念」および「安全憲章」のもと、「安全を最優先する企業風土」を構築する努力を積み重ね、企業の社会的責任を遂行するとともに、将来にわたる持続的な発展を図ってまいります。
 そのためには、取引先の皆様と相互の信頼関係を醸成し、強固なパートナーシップを構築して、ともにサステナビリティの取り組みを推進することが重要と認識しており、健全なサプライチェーンの構築を通じて、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

具体的な取り組み

「JR西日本グループサプライチェーン方針」に基づくサステナビリティの推進

 こうした考えのもと、鉄道運行をはじめ、JR西日本グループのサービス・製品に関わるすべての取引先の皆様にJR西日本グループとともに実践していただきたいこととして、「取引先の皆様とともに推進したいこと」を定めています。
 JR西日本グループも社会的責任を果たす活動を取引先の皆様とともに推進してまいります。

「取引先の皆様とともに推進したいこと」の記載事項

1.  安全・安心の確保 ①サービス・製品の安全性・品質の確保
②適正な価格、期限・納期の遵守等
③アフターケア及び不具合への対応等
④サービス・製品情報の適切な提供
2.  法令遵守と腐敗防止 ①法令等の遵守
②公正な取引
③反社会的勢力との断絶
④贈収賄・汚職等の防止
⑤知的財産権の保護
⑥内部通報制度の構築
3.  人権の尊重 ①人権の尊重
②差別の排除
③人権侵害への加担の回避
④ハラスメントの排除
4.  労働環境への配慮 ①強制労働の禁止
②児童労働の禁止
③結社の自由と団体交渉権、その他労働者の権利の尊重
④適切な労働時間等の管理
⑤適切な賃金の支払い
⑥職場の安全衛生の確保
5.  地球環境への配慮 ①資源・エネルギーの効率的な利用
②大気への排出量削減
③廃棄物の削減
④水の管理
⑤化学物質・有害物質等の管理
⑥生物多様性への対応
6.  情報セキュリティの確保 ①個人情報・機密情報の保護
②サイバー攻撃等への対策

サステナブルな資材調達

 社会や環境に配慮した資材調達活動に取り組んでいます。詳しくは資材調達情報をご覧ください。

サプライヤーの皆様とのコミュニケーション

 JR西日本グループでは、サプライヤーの皆様との良好なパートナーシップを築くため、個別の訪問、メールやWEBを通した意見交換や方針の周知、説明会の開催など、適宜、情報共有・意見交換を行っていきます。
 2022年度におきましては、「JR西日本グループサプライチェーン方針」を策定し、8,368社の取引先様に周知させていただきました。
 また、当社は、コンプライアンス違反や人権侵害などに関する通報・相談をお受けするため、「内部通報窓口:JR西日本」を設置しています。

モニタリングの実施

 健全なサプライチェーン構築のため、各取引先様に対して、労働・人権課題への対応・改善状況について、モニタリング(アンケート調査・訪問調査)を定期的に行っていきます。優良事例として、グループ統合レポートなどで紹介している他社の取り組み事例の共有とあわせ、一部取引先様とは、課題を共有し、協働しながら、持続可能な社会の実現に向けた取り組みの向上に努めていきます。
 直近に実施したモニタリンク実績は以下のとおりです。

【モニタリング実績】

2023年度 2022年度 2021年度 2020年度 2019年度
アンケート調査 168社 78社 265社 18社
訪問調査 3社(見込み6社) −※ −※ 6社

※新型コロナウイルス感染拡大に伴い見合わせ

【取引先様へのアンケート調査内容】

「JR西日本グループサプライチェーン方針」に記載されている項目の取り組み状況などについてお尋ねしています。
 なお、2019年度から2023年度(2024年1月現在)において、モニタリングを実施した取引先様においては、コンプライアンス違反などの事案はありませんでした。

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