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開業済み
輸送改善

奈良線第2期複線化事業
奈良線の更なる安全・安定輸送をめざし14.0kmの複線化と駅改良工事を進行中

城陽駅(京都方)

奈良線はこれまで1期複線化(京都〜JR藤森、宇治〜新田間)や新駅設置などの輸送改善により着実にご利用が増加してきましたが、単線区間の介在による定時性の確保などの課題も残されています。

2期複線化事業では、沿線自治体のご協力を得ながら、「JR藤森〜宇治」、「新田〜城陽」、「山城多賀〜玉水」の計14.0キロメートルの複線化を行います。今回の複線化で、ご利用者の多い「京都〜城陽」間は全て複線となり、奈良線の更なる利便性向上、安全・安定輸送を実現できるものと考えています。

また、複線化事業にあわせて、駅ホームの安全性向上などを目的とした京都駅と六地蔵駅の駅改良や玉水駅・山城青谷駅の橋上化、桃山駅・木幡駅他のバリアフリー化、踏切保安度向上のための3次元レーザーレーダ式障害物検知装置、踏切警報時間制御装置(通称:賢い踏切)の整備など、線区全体で安全性を高める取り組みを行っています。複線化事業は、2023年3月18日に開業しました。

略図・路線図など

進捗状況(複線化)

  • JR藤森〜桃山間
  • 桃山〜六地蔵間
  • 木幡〜黄檗間
  • 黄檗〜宇治間
  • 新田〜城陽間

進捗状況(駅改良)

  • 山城青谷駅橋上化(東側外観)2022年7月供用開始
  • 山城青谷駅橋上化(内観)2022年7月供用開始
  • 京都駅改良 2017年1月供用開始
  • 京都駅改良 2017年1月供用開始
  • 木幡駅バリアフリー化 2018年10月供用開始
  • 木幡駅バリアフリー化 2018年10月供用開始
  • 新田駅東口改札 2018年5月供用開始
  • 新田駅東口改札 2018年5月供用開始
  • 玉水駅橋上化 2018年12月供用開始
  • 玉水駅橋上化 2018年12月供用開始
  • 桃山駅バリアフリー化 2020年供用開始
  • 六地蔵駅改良 2023年3月供用開始

担当者のコメント

京都工事所 小田社員
建設プロジェクトを通して、“鉄道の利便性の向上”や“沿線地域の発展”に貢献したい。
担当者の写真

2023年春の開業に向けて、佳境を迎えている本事業において、私は主に軌道の新設工事を担当しています。狭隘かつ営業線に近接している環境下での工事は、鉄道工事特有の難しさがありますが、その反面やりがいや面白さも感じています。引き続き沿線の皆さまのご理解とご協力のもと、工事所筆頭に関係者一丸となり、“安全最優先”で工事を進めていきます。

京都建築工事所 渡邊社員
橋上化やバリアフリー化などの工事を通じて、皆さまの日常を彩る駅づくりに安全第一で取り組んでいます。
担当者の写真

奈良線輸送改善に合わせて、当工事所では橋上駅舎化(山城青谷駅・玉水駅)・バリアフリー化(桃山駅・木幡駅他)といった駅舎工事を主に行っています。駅の設計時や施工時には、細部に至るまで、工事部門・保守部門・運輸部門・駅・自治体、、、といった非常に多くの関係者で膝を突き合わせて議論し、より安全で快適な策を一丸となって日々探求しています。
当社の駅が、ご利用の皆さまの日常を彩る存在となれば幸いです。

プレスリリース

環境アセスメント

計画段階環境配慮書

環境影響評価方法書

環境影響評価準備書

環境影響評価書(2015年11月)

環境影響評価書(2016年3月)

本編

環境影響評価 事後調査計画書(2024年4月)

環境影響評価 事後調査報告書(2024年4月)

このたび弊社は、環境影響評価法に基づき、事後調査報告書を公表します。

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