〜観光列車La Malle de Boisがさらに魅力アップ〜
瀬戸内国際芸術祭に参画の現代アート作家「角 文平」氏の作品を新たに4点展示します!
JR西日本岡山支社では、地域の皆様などとの連携により、平成28年春から観光列車「La Malle de Bois」を運転しており、車両デザイン(大黒大悟氏による外装デザイン、小平悦子氏による内装デザイン、北川フラム氏監修)をはじめ、宇野みなと線の駅アート(エステル・ストッカー氏)、トランク型絵本「連絡船の物語」(蓮沼昌宏氏)などにより、現代アートの要素を取り入れた列車として魅力を高めてきたところです。
この冬、瀬戸内国際芸術祭に参画の現代アート作家「角 文平」氏の作品「旅の道具の旅シリーズ」4点を新たに展示します。さらに魅力アップとなる観光列車「La Malle de Bois」を、ぜひご利用ください。
1 作品展示開始日
平成28年12月23日(金曜日・祝日)の運転列車「ラ・マル せとうち(下り:岡山〜宇野駅間)」より
2 アート作品の概要
(1)作家
角 文平(かど ぶんぺい)氏
現代美術作家。2002年武蔵野美術大学造形学部工芸工業デザイン学科金工専攻卒業。
2007年に第10回岡本太郎現代芸術大賞展特別賞を受賞。盆栽と鉄塔、あるいは椅子と木の芽を組み合わせるなど、日常的に見慣れたものを組み合わせることで新たな意味を見る側に連想させるような彫刻で注目を集める。2013年には瀬戸内国際芸術祭に参加。瀬戸内海に浮かぶ小さな島で空き家を使ったプロジェクトを実施。それまでの自ら加工するものを作品化することから作品周辺の空間を作品の一部として取り込むようになる。
(2)作品
「旅の道具の旅」
La Malle de Boisのコンセプト「旅の道具箱(トランク)」から着想した「旅の道具の旅」。
旅にまつわるさまざまな道具たちが連なり、列車となって旅をするユーモア溢れるシリーズです。測量器や方位磁針、地球儀など、旅を計画するための道具が連なる「旅の計画号」や、蛇腹カメラやレンズケース、三脚など旅の思い出を撮影する道具が連なる「旅の写真号」など、旅にまつわるさまざまなシーンの道具たちが自ら旅をしている、楽しい作品です。
(3)作品イメージ
3 車両への展示について
(1)展示イメージ
(2)展示位置