宇部線 列車のEB装置(緊急列車停止装置)が機能しない状態で走行した事象について
平成27年2月17日、宇部線においてEB装置(緊急列車停止装置)が機能しない状態で列車が走行する事象が発生しました。ご利用のお客様には大変ご心配をおかけし、誠に申し訳ございませんでした。
1 発生日時
平成27年2月17日(火曜日) 午後9時25分ごろ
2 場所
宇部線 宇部〜宇部新川駅間
3 列車名
普通列車(ワンマン) 宇部駅(21時13分)発 宇部新川駅(21時25分)着 1両編成
乗客数:約30名
4 概況
2月17日午後9時25分ごろ、当該列車が終点の宇部新川駅に到着後、「運転台にあるEB装置の表示灯が点灯していない」と運転士から指令所に報告がありました。その後、車両の調査をした結果、宇部〜宇部新川駅間でEB装置が動作していないまま走行していたことがわかりました。
※注釈 「EB装置(緊急列車停止装置)」とは、保安装置のひとつで、運転士が運転機器操作を60秒間行わなかった場合にブザーが鳴動し、さらに5秒間何もしなければ自動的に非常ブレーキが作動する装置です。
※注釈 その他の運転機器、保安装置に異常はありません。
5 原因
EB装置を作動させる機器の不具合と推定されます。